しかし、現実はこのような状態。
《東電と安倍政権が福島原発の廃炉作業を外国人労働者に押しつけ!「特定技能」制度を利用し被曝リスクと搾取の劣悪労働》
https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_4667/
2017年6月7日12時43分
「大事なのは、 (1) 放射性物質というのは特別な「不安定な原子核」をもっている、そして、(2) ふつうにものを燃やしたり化学反応させたりしても原子核はびくともしないということ。 だから、煮沸消毒しても、焼却炉で燃やしても、微生物に食べさせても、放射性物質を分解して無害な物質に変えることはできない。放射性物質が自分で勝手に崩壊していくのを待つしかない。 だから、やっかいなのだ。
時々、「放射性物質を分解して無害な物質に変える細菌がみつかった」なんていうニュースがある。 本当ならうれしいけれど、もちろん、そんなことはあり得ないと思っていい。 上に書いたように、生命は化学反応は利用しているけれど、原子核の変化を利用するのはエネルギー的に絶対に無理だからだ。 「それでも可能性はゼロじゃない」と言えばまあそうかもしれないけれど、もしそんなことがあれば歴史に残るものすごい科学の革命になる。 ノーベル賞級なんていうレベルじゃなく、新たな研究分野が誕生し、関連する研究ですごくたくさんのノーベル賞が出るレベル。」
プリピャチ。原子力関係施設で働く人たちとその家族のために作られた人工都市。かつて住んでいた人の数は5万人ほど。プリピャチにはチェルノブイリ原子力発電所があり、リピャチの人たちが住んでいた場所から原子炉までは4kmくらい。1986年チェルノブイリ原発事故の後、ゴーストタウンと化す。
30年後の様子がこれ↓
2016/04/05 the guardian
そのプリピャチとチェルノブイリをVRで再現するプロジェクト
Chernobyl VR Project の進行過程を伝えるのがこれ↓
Chernobyl VR Project - trailer
そして👉Chernobyl VR Project 360 trailer に注目!
Nuclear energy (原子力/核エネルギー)の問題を人文知から切り離して語るべきだと考えているあるいは語れると信じている人たちがいるが(それこそが「まとも」な「唯一」の「正しい」態度だと言わんばかりに)、私は決してそうは思わない。Nuclear energy は人間が作り出した科学技術であり、それを支えるシステムも人間が作り出したものである以上そこには文化の問題が関わってくる。そして「人間とは何か」という問いにも答えなくてはならないだろう。